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︎営業職と開発職（技術職）の「対立解消ナビゲーション入門」
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職種間の問題で最も多く聞かれるのが、営業職と開発職（以下、技術職）
の思想的な対立です。
両者が対立している間にも時間だけが過ぎて行き、社内の空気はますま
す悪くなるばかり…、これでは、個人の成果だけにとどまらず会社の業
績悪化にもつながってしまいます。
23年間で400強のチームビルディングを実施してきた弊社での経験を基に、
対立を解消するための取り組みを紹介します。

◇営業職と技術職が対立するワケ
・仕事の目的・目標、優先順位が違う
働く目的は人によって様々ですが、仕事とは自己実現の一環でもあり、
営業職と技術職では、その実現のための「方法（＝目的・目標）」が最
も相反してしまう関係にあると言っても過言ではありません。

《有限性の営業職》と《無限性の技術職》
両者とも仕事とはわかっていても、どこかで自己実現の意識が強く働く
と業務の優先順位が最適でなくなってしまったり、また、予算との関係
などの理由から、納期や機能実装において両者の目指すところや主張が
食い違い、対立が起こりやすくなります。
さらに、次のような違い・原因の影響も考えられます。
・役割と責任の認識が一致していない
・リソースが適正に配分されていない
・コミュニケーションの欠如
・文化・価値観が違う

◇対立しないチームビルディングの仕組化
両職種の対立を避けるには、手順に沿ったチームビルディングが不可欠
で、弊社では実際に以下の「5つの手順」を実施しています。

《5つの手順》とは
1．プロジェクトリーダーの選出
2．チームの土台づくり
  ①全メンバーの思いを把握する「個別面談の実施」
  ②お互いの価値観と特性を知る
   「グループワークでコミュニケーションをしやすい環境づくり」
  ③営業職・技術職のリーダーを決める
3．ビジョンの明確化と仲間意識の醸成
4．プロジェクト管理シートの作成
5．コミュニケーションルールの作成

◇プロジェクトリーダーの重要な仕事
プロジェクトリーダーの主な役割は次のとおりです。
・対立・問題解決の架け橋となる
・根本的な課題解決対応
・パフォーマンスの評価・フィードバックを行う

◇対立解消のために全員が心がけること
対立しない社内環境を作っていくには、チーム全員が以下のことに取り
組みます。
・チーム目的・目標の理解と意思統一
・笑顔で接する努力をする
・仲間とこまめに対話する
・仲間を尊重する
・自身の自己実現目標を立てる

◇成果を最速で得たいなら手順の厳守が近道となる
スポーツや趣味の世界でも数々の段階を経てうまくなっていくのと同じ
で、営業職と技術職の対立もきちんとした土台がないまま目先の結果の
みを追おうとすると必ずどこかで歪みが生じます。
土台をしっかりさせることによって、対立の起きない社内環境が育まれ
ていきます。
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・パスワード：br2025apr（毎月変更）
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