- 2026/01/09
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名目賃金は47か月連続増も実質賃金はマイナス
毎月勤労統計調査(令和7年11月分・速報)のポイント
厚生労働省から、毎月勤労統計調査の令和7年11月分速報が公表されています。主なポイントは次のとおりです
❖ 名目賃金(現金給与総額)は全体で前年同月比+0.5%
47か月連続で増加となりました
❖ 従業員30人以上の事業所では+0.8%
こちらは57か月連続の増加となっています
❖ パートタイム労働者の時間当たり給与は+4.2%
53か月連続の増加で、パートの時間給は引き続き伸びています
❖ 一方で実質賃金指数はマイナス圏が継続
消費者物価指数で実質化した賃金は、物価上昇の影響からマイナス傾向が続 いており、「賃金は増えているが、物価高で実感が伴いにくい」状況がうかがえます名目ベースでは賃金の増加が続いている一方で、実質賃金は伸び悩んでいるため、企業としては今後の賃上げ動向や人材確保の観点から、賃金水準や処遇の見直しが引き続き重要なテーマとなりそうです